こんにちは、小池しましま(@koikesmsm)です。
WEBデザインスクール受講時、先生から
色彩検定3 級くらいは持っていてもいいかもね〜
と言われていました。
卒業後、実際バナーのデザインなどしていると色の相性も組み合わせもわからないことだらけでした。
一度色の理論と体系を勉強したい!と思って受験を決意。
2021年6月に色彩検定3級を受験し合格しました。
勉強期間は1日30分程の1ヶ月ほどです。
勉強に費やす時間が十分に持てる方なら1~2週間程の期間でも合格できる難易度かと思うので、少しでも興味がある人は挑戦してみてもらいたいです!
この記事ではわたしが当時0歳だった娘の育児をしながら実践した色彩検定3級の勉強方法や学習スケジュール、おすすめのテキストをご紹介します。
お仕事や育児で思うように時間が取れない方の参考になれば嬉しいです。
この記事はこんな人おすすめ
- これから色彩検定3級を受ける人
- 色彩検定3級を受けたいけど、なかなか勉強する時間が取れない人
勉強時間と方法
色彩検定3級に合格するための勉強時間はだいたい30時間と言われています。
4週間前(公式テキスト)
色彩検定では公式テキストからしか問題は出ません。
まずは公式テキストをざっくり読みましょう。
2020年から出題範囲が変わりテキストも変わったので、メルカリ等で古いテキストを買わないように注意してくださいね。
3週間前(テキスト+問題集)
公式テキストはわかりやすくて読みやすいととても評判なのですが、わたしはあまり頭に入ってこなかったのでこちらのテキストを購入しました。
こちらのテキストはPCCSや色彩心理について大変わかりやすく記載されており、すいすい頭に入りました!
受かるための勉強ならこれ1冊で十分だと思います!
各章の終わりに問題があるのでそれを解きながら5日間程で1周しました。
テキストを読んだあとすぐ解けば間違わないレベルの問題なのでどんどん自信がついていくと思います。
2週間前
テキスト2週目、巻末の問題集も解いていきます。
間違ったところは後で確認できるようチェックしていきました。
1日2本程この方のYouTubeを見ていました。
1週間前
テキスト3週目。
今まで間違った問題をチェック。
模擬試験を解いていきました。
わたしは70分まとめて勉強する時間が取れなかったので時間を測らず模擬試験の問題を解いていましたが、時間が確保できる方は時間を測ることをオススメします!
試験当日意外と見直す時間がなくて焦ることになりました…
試験前日
もう一度間違えた問題をチェック。
テキストをさらっと読む。
過去問は?
わたしは過去問題集は購入しませんでした。
ただ色彩検定は出題傾向に一定のパターンがあるため、過去問をやるとより安心して試験に挑めると思います。
試験当日の失敗「時間配分」
試験会場はデザイン系の学生さんなのかな?って感じのオシャレな若い子たちで溢れていました。
問題の難易度としては、問題集より易しいくらいでした。
この調子だったらマークシートがズレなかったら大丈夫そうだな〜と思っていたのですが、一通り問題を解いて時計を見ると残り20分程でした。
10分前まで退席可と言われていたので早く終わらせて娘を迎えに行こうなんて思っていたのに見直してギリギリでした。
わたしみたいにならないように一度は試験と同じ時間で模擬試験や過去問を解くことをオススメします!
解答速報はカラボ色大学ので公開されているので確認できますよ。
合格通知が届いた!
約1ヶ月後に合格証書と3級色彩コーディネーターの資格証が届きました。
2級受験については、元々デザインの勉強をするために色彩検定の勉強を始めたので今のところ考えていません。
資格を取るための勉強になってしまうので…
ただUC級(色のユニバーサルデザイン)については、色覚に障がいを持つ方へのデザインの配慮や看護師として視力が落ちた高齢者の環境を考える上で役立つと思うので興味はあります!
勉強のポイント
光と色
ココがポイント
- 眼のしくみ
- 混色
「眼のしくみ」については、高校の生物でやったことがある人もいるかと思いますが聞き慣れない名前で覚えづらいでしょう。
問題で問われやすい、「網膜」「角膜」「虹彩」などはしっかり覚えて、あとは選択肢を見たらわかるくらいにはしておきましょう。
「混色」光と色は三原色(赤・青・緑)を混ぜ合わせると何色になる?とかです。
感覚で解ける方も多いと思いますが、一度勘違いすると答えに辿り付けなくなるので確実に覚えましょう。
色の表示
ココがポイント
- PCCSの色相環・トーン
この「色相環」は、色彩検定3級の中で一番大事です!
これを覚えていることは前提で問題が出ますので絶対に覚えましょう!
このYouTubeを見たら1回で覚えられます。
「トーン」は低彩度には全てグレイッシュがついていたり、低明度にはdがついていたりと規則性があるので覚えやすいと思います。
色彩調和
ココがポイント
- 色相を手がかりにした配色
- トーンを手がかりにした配色
- 色相とトーンを組みあわせた配色
こちらは色相環とトーンを覚えていたら間違いなくわかります!
最初は色を見てもどのトーンかわからないかもしれませんが、何度も問題を解くうちに目が慣れてわかるようになるので安心してください。
色彩心理・ファッション・インテリア
ココがポイント
感覚で解ける!
こちらの分野は感覚で解けます。
色彩検定3級の合格率が高く難易度が易しいと言われる要因は、このように元々の感覚で解ける問題が新たに覚えなくてはいけないことが限局しているところにあると思います。
慣用色名
ココがポイント
ひたすら暗記
慣用色名は暗記あるのみです。
それこそ聞いたことない色もたくさん出てきますし、今まで呼んでた色と違う…なんてこともありました。
単に色と名前を覚えようとするのはなかなか難しいですから、動画で説明されているその色の説明を聞きながら覚えると覚えやすいでしょう。
慣用色名の暗記もYouTubeがオススメ!
独学が不安な方は通信講座もオススメ
ヒューマンアカデミー「たのまな」
こちらはヒューマンアカデミーの通信講座です。
公式テキストとWEB講義、オリジナル問題集がセットになっており効率的に勉強ができてオススメ!
ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」色彩検定の勉強が1078円【オンスク.JP】
こちらの「オンスク.jp」はなんと1078円で50以上の講座が受け放題です!
色彩検定の他にも勉強したいことがある人にオススメです。
- 簿記
- FP
- アロマテラピー
- JavaScript
など講座が色々ありますよ。
スキマ時間を有効活用できる【オンスク.JP】まとめ
今回は自分の経験を元に色彩検定3級の勉強方法やテキストをご紹介しました。
色を学ぶと日常の色がの見え方が面白くなりますし、デザインするときに根拠を持って色を選択できます。
少しでも興味がある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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