こんにちは、小池しましま(@koikesmsm)です。
生後5ヶ月から始める離乳食。
5ヶ月になるに連れて…
やっと授乳に慣れてきたのに離乳食?!
まだ自分の身体の回復もしてないし、子どもも寝ないし寝不足なんですけど…
育児って超えるハードルありすぎじゃない?!
と感じていました。
子どもがお昼寝してるときにまともな離乳食を作ってたら自分の体力が限界を迎える…
できるだけ面倒なことはしたくないと思ったときに、通っていた助産院の助産師さんと子どもの予防接種で通っていた病院の先生と栄養士さんにBLW・補完食の考え方を紹介されました。
BLWって危ないよくTwitterで炎上してない?
興味はあるけど実際どうなの?
そんなママのために、わたしの経験談と考え方をお伝えします!
BLW・補完食って何?って人はこちらの記事も合わせてどうぞ!
最初は舐めるところから
最初は食事の時間を共ににするところから始めました。
というのも、娘が起きているとのんびり食事ができなくて娘がお昼寝している合間に食事を摂るのが習慣になっていました…。
4ヶ月半頃から食事をするところを見せ始め、5ヶ月になる頃におもちゃをあげると舐めて確認するようになっていました。
最初の1ヶ月はおもちゃ感覚で食べ物を舐めるところから慣れてくれればいいかなーという気持ちだったので、その日のおかずの食材をスティック状にして茹でてあげていました。
手でぐちゃぐちゃにしたり、口から入れたりだしたりしながら食材の味・香り・手触りを知ってだんだん食事が楽しくなってきたのか2ヶ月経つ頃にハンバーグを自分で食べるようになっていました。
8ヶ月頃には出した食事はほとんど自分で食べるようになっていました。
1歳過ぎた今はフォークをクルクルして自ら麺やおかずを食べています。
赤ちゃんが自分で選ぶからストレスが少ない
BLWは赤ちゃんが自分が食べたい食材・食べたい量を自分で考えて決めます。
だから
「あんなに時間かけて作ったのに…」
「全然食べてくれない!」というストレスが圧倒的に少なかったです。
とは言っても全く食べない日は不安になるのでベビーフードで補うこともありました。
大変だったのは義母の理解が得られなかったこと
義母と話すと乳幼児育児現役のときは結構熱心なママだったと想像できます。
「果汁あげてないの?」
「お風呂上がりには白湯を挙げなきゃ!」
と当時の育児目線で話されることも多いです。
「今はこうなんですよ〜」って言うのもなんだか嫌なので、義母と話すときは基本的には合わせています。
(義母も三兄弟育てて夫のときはうつぶせ育児だったけど弟のときは…などと話してくれたので自分のときはバージョンアップしていたと思われます。)
そんな感じなので離乳食も「今は○ヶ月だからこれくらいの形状かな?」という会話が多かったので、義実家にいるときは合わせていました。
指と目のトレーニングにもなる
離乳食を始めた時期は指の動きも未熟でしたが、毎日3回好きなだけ食材を見て触ることでどんどん器用になっていきました。
7ヶ月頃には指先でたまごボーロを摘むようになっていました。
自分で触って匂いをかいで食べるから「食べられるものと食べられないもの」を判断するになっていきました。
(とは言ってもイヤホンのシリコン誤飲したことあります…)
いきなり固形で噛み切れる?
うちの子まだ歯が生えていないんですけど、固形物噛み切れるかしら?
うちの子も歯生えていませんでした。
むしろ1歳過ぎた今も5本くらいしか生えていません。
母乳あげていたママさんは赤ちゃんに乳首や指を噛まれて痛い思いをした経験ありませんか?
赤ちゃんの歯茎は意外と力が強いです。
食べ物は余裕で噛めます。
うちの子は食べ物を噛むって感覚を覚えるまでは削るような食べ方をしていたよ。
なんで5ヶ月から始める?
なんで5ヶ月から始めるの?
「赤ちゃんは6ヶ月頃になると母乳だけでは一日の総カロリーが200キロカロリーくらい足りなくなります。6ヶ月になったときに離乳食を始めてもいきなり200キロカロリー摂れないので5ヶ月から食べる練習をしましょう」という指導を受けたよ!
10倍粥を作らなかった理由
わたしは離乳食を始めてから一度も10倍粥をあげませんでした。
その理由は、上にも書いたように6ヶ月を過ぎる頃には200キロカロリー口から摂取しなくてはいけないから。
水の量をすると必然とカロリーは低くなります。
赤ちゃんの胃の容量は200ml。
ゆるいお粥で摂取しようとするとお茶碗2杯分くらいは必要です。
そんなに食べるのは不可能だし、必要量を満たすことはできないのでゆるいお粥は作りませんでした。
肉ってそんなに早く始めていいの?!赤ちゃんに大切な鉄
離乳食3日目には焼き肉食べてる子もいるよ〜
わたしが先生から聞いて驚いた話の一つです。
離乳食ってほうれん草をすりつぶしたり、重湯みたいなおかゆから始めるイメージでした。
そこで説明されたのがこちら。
ココがポイント
生後6ヶ月には生まれたときにママからもらった貯蔵鉄がなくなってしまう!
→卵や緑色野菜は鉄が多いけど吸収しづらい…鉄を多く含み吸収がいいのは結局お肉!
出産したママなら鉄の大切さは自分の身を持って感じていると思います。
鉄は脳の発育にとってもとってもとっても大事です!!!
生まれてからの数年で今後が決まります。
日本の赤ちゃんは鉄欠乏性貧血の子がとても多いみたいです。
それでも固形のお肉をあげるのはちょっと…って方にはレバーパウダーがおすすめです!
赤ちゃんが油とっても大丈夫?って気になるママも多いみたいですけど、母乳の方がよっぽど油まみれですよ。
気になる方は搾乳してしばらく置いておいてみてください。
BLWのおすすめ本・グッズ
BLW(赤ちゃん主導の離乳)をはじめよう!
日本BLW協会から出ている本で、写真も多くわかりやすいです。
BLWの入り口にはオススメの本です!
「自分で食べる! 」が食べる力を育てる:赤ちゃん主導の離乳(BLW)入門
上の本が出るまでは、こちらがBLWのバイブルでした。
翻訳されている本なので少し読みづらかったり、内容が日本と合わないところもあるのでもっとBLWを知りたい!という方は読んでみてください。
お食事エプロン
エプロンは絶対これ!
このエプロンは従来の離乳食の人にも、BLWの人にもオススメ!
テーブルとの間に食べ物が落ちるストレスから解放されるし、片付けの手間が減る!
あとから絶対買い足すので複数枚買うのがおすすめ!
離乳食フィーダー
野菜や果物を入れて噛むことによって野菜や果物の汁が吸える仕組みになっています。
パーツも分解して洗うことができるので衛生的です。
離乳食がすすまないときにこのように味を覚えさせるのもいいと思います。
ezpz(イージーピージー)のシリコン食器
こちらはテーブルに貼り付くシリコン食器です。
ひっくり返す心配や割る心配がなくて扱いやすかったです。
いろんな色があって可愛いですよ!
野菜洗いスプレー
スプレーするだけで野菜表面の農薬が落とせます!
買う野菜を全部無農薬にするには難しいけど、これならできる!
まとめ
今回はわたしが実践したBLWと補完食について書きました。
わたしはBLWと補完食の考え方を知ることができて本当によかったと感じています。
- 何より自分が楽だった
- 好奇心旺盛な娘には合っていた
と思います。
娘の体力がついてきてお昼寝も減ってきた頃にこしたりつぶしたりしていたら自分の体力が限界にきていました。
ズボラなのに真面目なので、新しい食材を使うときは1さじからというやり方はきっとパンクしていました。
なによりいろんなやり方を知って「こうじゃなくちゃいけない」っていう固定概念がなくなって柔軟に考えられるようになりました。
どんなやり方だって、自分たち家族に合ってたら正解。
世の中にはいろんな情報と選択肢が溢れてる。
もし離乳食をつくるのが辛くなってきたママがいたらこんなやり方もあるよって知ってもらえると嬉しいです!
みなさんがが笑顔で育児できますように!
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